南島雑話より・・・その1

 このブログを書いているデスクの上には、「南島雑話」(平凡社 東洋文庫431 全2巻)が乗っている。

 この本の作者は、幕末期の薩摩藩に遣えていた武士、名越左源太(なごやさげんた)。
左源太は嘉永二年(1849)におきた薩摩藩のお家騒動に連座したとして奄美大島に遠島の刑に処せられた。
以来安政二年(1855)にいたるまで、奄美大島で暮らしていた間、島民の生活、自然、文化、風俗を絵入りで事細かにつづっている記録がこの本で、昔の奄美大島の民俗を調べる上での第一級資料である。

 焼酎のことも書いてある。

 黒糖焼酎かとおもいきや、ここに書いてあるのは米焼酎の造り方である。原材料の分量、手順、事細かに書かれレシピそのものである。暑いときと寒いときの発酵期間の違いまで記載されている。
 
 偉い人に献上する焼酎のできのよさを判別するのに、一寸ばかりの藁を投げ入れて判別する。縦にたてば最上の焼酎、なのだそうである。へぇ~。

ここまで細かく聞いていても、島民が決して教えてくれなかったことがあったそうで、そのことも記載されている。

なんでしょう。???


続きはまた明日。!


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この記事へのコメント

じげん流
2010年09月28日 00:48
この本、とてもよいですね。緻密な観察、そしてイラスト、幕末の薩摩の博物学者といっていいかも。わたしのデスクの本棚にも二冊ならんでいます。

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